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一度かかれば、免疫ができてかかりにくい病気。

監修:巷野悟郎(こどもの城小児保健クリニック)

病気としっかり向き合って

子育てで何が心配かといえば、子どもに現れるいろいろな症状です。体が熱いから体温を測ったら37度5分あった、今朝から咳が出る、いつもと違った便が出たなど、あげればきりがありません。症状が現れるのには、それなりの原因があります。例えば、かぜのウイルスによる感染があれば、発熱したり咳をするでしょう。しかし発熱する病気は、かぜだけではありません。もし怖い病気だったらどうしよう‥と不安になったり、弱気になったりします。しかし病気の原因や治療・予防方法を知って、とりあえずのケアができれば、その不安を軽くできたり、さらに病気が悪くなるのを防ぐこともできるでしょう。そこで、ここでは子どもが発熱する病気の代表的なものを取り上げて説明したいと思います。

解説

赤い水ぶくれができてかゆくなる

水ぼうそうは、小さな赤い発疹が顔や首、おなかに出て、やがて全身に広がります。その後、赤いブツブツはアズキ粒ぐらいの水疱(すいほう)に変わりますが、2〜3日でかさぶたになり、1週間くらいで自然にとれます。

人のせき・くしゃみ、接触でうつる

水ぼうそうは「水痘(すいとう)ウイルス」が感染して起こる病気で、感染してから2〜3週間で症状がでます。感染力が強く、せき・くしゃみによる空気感染、そして水疱から出たウイルスへの接触によっても感染します。感染するのは、赤い発疹がでる前日からかさぶたになるまでです。学校は休ませましょう。水ぼうそうにかかると免疫ができますが、あとになって帯状疱疹(ヘルペス)になる場合があります。

かゆくても、かかないように注意

かゆくて、つい体をかいてしまうとつぎつぎにうつる場合があります。かゆい時は、病院でもらえるかゆみ止めを塗り、爪も短くしておくと安心ですが、とにかくかかないようにしましょう。

監修者紹介

巷野悟郎(こどもの城小児保健クリニック)
1944年東京大学医学部卒業。東大小児科、都立駒込病院小児科医長・副院長、都立府中病院長、東京家政大学教授、聖徳大学児童学科教授、(社)日本小児保健協会会長、こどもの城小児保健クリニック院長を経て現職。

巷野先生からのメッセージ

赤ちゃんが健康なときの体温をはかっておきましょう。朝起きたとき・昼頃・夕方・寝る前の4回。
これを母子健康手帳に書いておくと、予防接種を受けるときや、少し熱があるときなど参考になります。
体温は一人ひとり違うからです。しかし熱があるからといって、目盛りの数字にとらわれないで、そのときの赤ちゃんの機嫌や全体の様子などを、優先して判断しましょう。

巷野悟郎先生

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