病気になっても熱が出にくくなるこのページを印刷する

かぜやインフルエンザなど発熱を伴う病気にご用心。体温管理が大切です。

監修:入來 正躬(山梨大学名誉教授)

発熱の程度が弱くなる

熱が出たときは重症であることも

かぜやインフルエンザなどの感染症にかかると発熱しますが、高齢者の場合、発熱の程度が若い人より弱いケースがよくみられます。
緊急外来できた発熱患者を年齢層ごとに分類してみると、若い層では「かぜ」などの一般的な感染症が多いのに対し、高齢者ではそういった軽症患者の比率が少なくなっています。
高齢者の発熱は、感染症の場合でも肺炎に進行していたり、尿路感染症であったりということも、よくみられます。
ふだんから体温に注意を払い、顔色や動作にも気をつけてあげる必要があります。

グラフ:緊急外来で発熱があった患者の発熱原因

監修者紹介

入來 正躬(山梨大学名誉教授)
1960年東京大学医学部大学院修了。フンボルト奨学生としてドイツ・マックスブランク心臓研究所に留学。山梨医科大学生理学教授、山梨県環境科学研究所長を経て、ひかりの里クリニック理事長・院長。

入來先生からのメッセージ

人は高齢になると、若かったころと比べて、いろいろな機能が衰えてきます。しかもその機能の衰えは一様ではなく、たとえば神経伝達速度の衰えは90歳でも10%程度しか低下しないのに対し、腎臓の機能は半分にまで低下します。
高齢者は、単なる「衰えた成人」ではなく、機能条件の変化にたくみに対応し、それなりに「健康に」生きている存在といえます。
体温調節においても、高齢者には普通の成人とはかなり異なった面があります。高齢者が健康な形で日常を過ごすために、その体温に関する知識を有効に活用していただければ幸いです。

入來 正躬先生

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