熱さましとケアこのページを印刷する

質問  :  医師から処方された抗けいれん剤の坐薬を使うタイミングは?
回答  :
医師から発熱時の抗けいれん剤予防投与を指示されている場合、37.5℃を目安に使います。

熱性けいれんの既往があり、医師から発熱時の抗けいれん剤(ジアゼパム坐剤) の予防投与を指示されている場合は、37.5℃を目安に、発熱に気づいたら、抗けいれん剤の坐薬をお尻の穴に挿入します。挿入後、15分から30分でけいれん予防に有効な濃度に達します。
この1回目の使用から8時間たっても38℃以上の熱があるときは(解熱剤も使用した場合は、そこまでいかなくても)、もう一度使用します。
このように8時間間隔で2度使用すると、最初に坐薬を使った時から数えて48時間くらいは、熱性けいれんを予防できます。 しかしさらに3度目の投与をすると中毒症状が出ることがありますので、医師の指示が無い限りは、やめましょう。

症状に応じた対処法
熱性けいれんを起こしたことがあるのに薬をもらっていない

熱性けいれんは生後6か月以上6歳未満の子どもの発熱に伴って出ることがあります。
その半分以上は1回だけの経験で終わるので、抗けいれん剤の予防投与を行わず、経過を観察するのが望ましいとされています。
それは、抗けいれん剤には副作用(ふらつき、眠気など)があるため、意識の状態が確認しにくかったり、何歳まで予防すればいいのか判断が難しいためです。
したがって「熱性けいれんを起こしたことがあるのに、予防薬をもらっていない」とあわてる必要はありません。

予防が間に合わず、けいれんした

けいれんの後、本人の意識がしっかり戻っているのを確認できた場合は、あわてる必要はありません。
主治医の先生に相談のうえ、指示をいただいてください。

抗けいれん剤と解熱剤、どちらを先に使うか

解熱剤が飲み薬なら同時でかまいません。
解熱剤が坐薬の場合は、先に抗けいれん剤を使います。30分以上たてば次の坐薬を使えますから、必要な場合は解熱剤の坐薬を使います。

ご利用上の注意

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