熱さましとケアこのページを印刷する

質問  :  熱が高いときの水分補給は、水だけでいいのですか?
回答  :
まずは水分補給が大事です。でも乳児では、できれば点滴に近い効果が出る経口補水療法(ORT)に基づいた水分補給を試してみてください。
水分補給と経口補水塩(ORS)
正しい水分補給が大切です

赤ちゃんは体重の70〜80パーセントが水分です。
新陳代謝が盛んで、不感蒸泄(呼吸や皮膚からの蒸発で失われる水分)が多く、また尿を濃くして体内に水分をためる能力(濃縮力)が未熟なため、容易に脱水になります。そのため正しい水分補給が必要になります。

経口補水塩(ORS)の効果

WHO(世界保健機関)の経口補水療法(Oral Rehydration Therapy:ORT)は、脱水の場合に点滴をしなくても、充分に改善できるという方法です。

ORTに用いられる飲み物はORS(Oral Rehydration Salt )と呼ばれ、効率よくナトリウムや水分を補給するため、血液より少し低い浸透圧で、少量のブドウ糖が含まれている飲み物が良いことがわかっています。

家庭で簡単に作れるORS

ORSは家庭でも簡単に作れます。1リットルの湯冷ましに、ティースプーン半分の塩と、4杯の砂糖を入れて混ぜます。
これなら、とっさの場合にもすぐ作れますね。あたえる量は、「1日の維持水分量の目安」を参考にしてください。

1日の維持水分量の目安

体重1kgあたりの計算
乳児:100mL/kg
幼児:80mL/kg
学童:60mL/kg
または
体重全体での計算
体重10kgまで:100mL/kg
10〜20kg:1000mL+(50mL/kg)
20kg以上:1300mL+(20mL/kg)
*発熱時・発汗時は1〜2割増しで摂取しましょう。

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